Diary fromすぅ

シュールな日常を不定期発信

無念•••チケット取れず

某コンサートチケット
本日10:00より発売開始

私は9:55にアラームをセットして
その時を待っていた

9:59
いよいよだ
よっしゃ がんばる!

と思った矢先 窓の外を見たら
舅がカブを玄関先に停めているではないか

おいおいおいおい
立て込んてる時になんで来んねん
本当いっつも来るタイミング悪いな

子供に
「じーさんが来たから相手してやってくれ」
と指示を出す

玄関先で舅が子供に
「お母さんいるか?」

私かよ いつも孫にしか用ないやん
なんで今日に限ってワタシなん
こっちは年に一度あるかないかの
時間との闘いが始まろうとしてるんじゃ

「あ、おはようございます」
ドアから半分顔を出す私
もう半分はスマホを持つ私

「玉ねぎいるか?」
「あ、はい」
「いくつ要る?」

その後も今年の玉ねぎの出来を話し始める
知らんて 
も〜はよ帰ってくれ

なんとか体裁を保ってじーさんを見送る


やっとスマホに集中できる
あ〜〜なんかネットの繋がり悪!!

え?予定枚数完売??


じ…

じじい

許すまじ!!!




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さらば!アニメの聖地

早朝から車内はラブライブ!サンシャイン
ミュージックで燦めいている

耳障りなBGMにイラつき不満を抱きながら 
ハンドルを握る私と助手席に高校生の息子

物静かに座る彼の内に秘めたるアニヲタ愛は
半端ない

向かうのは閉園が決まった淡島マリンパーク
静岡県沼津市にあるラブライブの聖地

息子は去年の夏休みに路線バスで1人
沼津市に点在する聖地巡礼の旅に出掛けた

翌年の閉園など想定外で マリンパークは
バスから遠目に眺めただけで寄らなかった

その穴埋めを今日は行いたいらしい

大混雑と報道されていた最中、
東京大雪による道路規制のためか
9時半の到着でも駐車場は空いていて 
順調にマリンパークに入場できた

まず驚いたのはトイレの狭さだ
私の中の狭小トイレ ベスト1に輝いた
(ちなみに他2つは近所のカルチャーセンターと中華料理屋)

座ると確実に膝がドアに当たる

女子は覚悟していって欲しい


マリンパークなんて洒落た名前だけど
水族館なんて何年ぶりだろう

まずアシカショーを観ることにした
時間になるとアシカのミクちゃんが
颯爽と滑り込むように登場

キリッと真ん中の台座に座る
おぉ〜!かっこいいなーー

飼育員「ミクちゃんから挨拶です」

ヴオォエエエエエエエ!!!!!!

(鳴き声)


オヤジのゲップのロングバージョンやん
見た目とのギャップありすぎやろ

飼育員「ミクちゃんの笑顔です」

ニカッと笑って目が細く垂れ下がり
口角が上がる

こっっわ

人間の笑いのツボをよく心得てる
ミクちゃんおもろいな〜

閉園したらもう会えないのか
今後のミクちゃんの奉公先が心配だ

ミクちゃんの姿を目に焼き付けたい
午後のアシカショーも観ることにした

早めにスタンバイして最前列をキープ
目の前でミクちゃんを見納めた


その後 淡島の島内を一周歩きがてら
淡島神社目指して岩山を登った

これがかなりしんどい

途中、森にそびえ立つ木々から
色んな鳥の鳴き声が聴こえてきて
ウルトラマンに出てくるジャングルに
迷い込んだような気分になった

途中の休憩所や見える景色は
アニメにも登場するらしく 
同じアングルで写真を撮る

息子はアニメ画像と照らし合わせて
嬉しそうに色々と説明してくれたけど 
私にはなんのことやら 共感できず



最後はイルカの調教見学をした

調教師のお兄さんお姉さんが
手漕ぎボートで客席に手を振りながら
海に浮かぶ中央の浮き島へ向かう姿が
とてもシュールだった

内容としてはイルカの説明が半分以上
占めていたように思う

芸事はまだまだ練習中との事だったけど
イルカショーと謳って観れる日は来るのか

ーー ここはもうすぐ閉園する


このあとアニメにも登場するパン、
のっぽパン直売所に寄って帰った


惜しまれつつ閉園した今、
淡島マリンパークのオーナーは
名乗りを挙げてくれた新しいオーナーと
協議中らしい (息子情報)

もしかしたら再びミクちゃんに
会える日がくるかもしれないし
イルカの仕上がりも観れるかもしれない

リニューアルオープンに期待したい



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トラブルがきっかけの出会い

パンクした自分の自転車を
近所の自転車屋に持っていった

直すのに15分程掛かるとのこと
うーん どうしようかな
待ってようか、一度帰ろうか

迷ってると おじさんが
「代車あるよ」
と言う

え?自転車に代車とかあんの?

何度かパンクでお世話になってるけど
代車って初耳なんだけど

その代車のスペックが良くて
このまま奪い去りたい気持ちだった

あー変速あって走りやすいなぁ
乗り心地も安定してるわ~
段差も金属がぶつかり合う謎の音しない


ルンルンで一時帰宅する

子供に代車を自慢すると
俺も乗りたい!と言うので
そこから30分 家の前をグルグル
回遊魚のようにひたすら走っていた

「すげぇ!!
ブレーキ、キーキー言わないよ!
俺 これ欲しい」

いやママのだから

つか自転車屋のだから

そのまま子供が代車を漕いで
なぜか私は並走しながら
自転車を受け取りに向かう

店先にはパンクが直った
錆び付いた私の相棒が待っていた

名残惜しく代車に別れを告げる

店主に
「代車とても乗り心地良かったです
この自転車おいくらですか?」
と尋ねると

「6万円」

ま…まじか!!
んないいものを代車に使うなんて
本当に奪い去られたらどうすんの

でもこうして試乗して乗り心地に惹かれて
買い替えを考え始める人もいるのだから
たかが代車と侮るなかれ



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子の金銭感覚狂わす景品

ショッピングモールで
子供達はゲームセンター、
私は夕飯の買い物へと別れた

買い物を済ませてスマホを見ると
子供から着信履歴と共にLINEに

「げーせんきて」
「たいへんだぁ」

一体なにごとだ?!
行き掛けに下の子が鼻血を出してたから
止まらないとか?のぼせて吐いたとか?

心配になって一目散に駆け付けると
クレーンゲームの前でニヤニヤしていた

無事にホッとするも束の間、
「これ、あと少しで取れるんだけど
もうお金ないからどうしよう」
と言ってきた

聞けばこの毛布に4000円は
投資してきたと言う

はぁ?バカじゃないの
こんなペラペラの毛布にその価値はないし
家に毛布いっぱいあるし要らんわ!!

と言うと 子供達のテンションが
一気に下がって しんみりし始めた

「もう見切りをつけて帰ろう
今回はご縁がなかったんだ」

そう促すも足が動かない
投資額を捨てる選択ができないようだ
手ぶらで帰るのは癪に障る
意地でも持って帰りたいらしい

返すことを条件にお金を貸すことにして
店員さんに位置を直してもらうことにした

おそらく店員さんは
子供達の散財っぷりを
見ていたのだろう

ほぼ取れるであろうという位置に
毛布を丁寧に置き直してくれた

「左端をアームでしっかり挟めば取れます
右側だと取れないので左を狙って下さい」
と親切に攻略法まで教えてくれた

そして指示通り左端をアームで持ち上げると

落ちたーー!!

いとも簡単に取れた
これまでの苦労は何だったの

しかし景品が取れたのに
子供達の表情は浮かない

自分の力不足を痛感し
財布の傷口も深いようで

「もうあのゲーセンで二度と毛布取らねぇ」

帰り道、そう吐き捨てるように呟いていた

毛布だけかよ と内心思ったけど
今回のことで何か学んだのなら
投資額は勉強代だと思って 今後は
お金の使い道をよく考えて使って欲しい




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叶わぬ歌謡コンサート

家族で平原綾香ちゃんの
コンサートに行ってきた

熱烈なファンではないものの
数年毎に突然行きたくなって
2階席で全体の雰囲気を味わう

盛り上がる曲になると
「立ってください!」
と彼女は観客を促し
1階は総立ちで無数のペンライトが揺れる

2階席は皆さん着席されたままで
数本のペンライトが眩しく目立つ

私達と同じ にわかファンが多いらしく
落ち着いた傍観スタイルが居心地良い

それでも 2階もよく見えるようで
両手を大きく振ると振り返してくれる

遠く小さく佇む彼女の顔を見たいと
持ってきた双眼鏡で見ようとするも
最近視力が落ちてきたのかボヤけて
はっきり見えなくてモヤモヤしていた

生歌のエネルギーは最高で
穢れた心が洗われるような
素晴らしい時間を過ごした

心の浄化と癒しの一環として
毎年来たいねと言いながら帰った

今回がコンサートデビューの
小学生の息子の反応は素っ気なかった

彼も自分の好きな歌手のコンサートなら
もっと心に響く何かを感じてくれると思う

と思ったものの息子が好きな歌手は
なぜか昭和界のレジェンドばかりで

石原裕次郎さん
渡哲也さん
谷村新司さん

特に最近よく口ずさむのは
谷村さんの『昴』

息子:「オレの好きな歌手もう生きてないし…」

何かフォローせねばと思い
「今度ノブ&フッキーのショー観に行こう!」
と言うのが精一杯だった

モノマネのプロの歌声で勘弁して欲しい





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自称"完全感覚ギタリスト"

高校生の息子が学園祭で
バンドデビューした

夏前に話を聞いた時は
パートがリードギターと聞いて
あり得ないだろ!!
とすかさず言ってしまった

日頃 彼の部屋から
プツプツと切れっ切れのギター音が
聞こえてくるのを知ってたので

これはやばい
こんなギター弾かれたら下手すぎて
体育館中の生徒を即倒させてしまう

想像しただけで恐ろしくなった

それから夏休み中
毎日練習を重ねていって
音に自信がついてきたなぁと
感じられるようになってきた

そして本番当日、帰宅した息子の第一声
「めちゃくちゃ楽しかった!」

息子の高校生活の半分はコロナ禍で
ステイホームや非常事態宣言で
家に籠ってるような日々だったので
やっと青春を楽しめるようになって
それを皆で共有できて良かったと思う

私も高校時代にバンドをやってたので
息子も同じ道を歩むとは感慨深い

彼の人生の中にも音楽があって嬉しい





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定番ヘアで一悶着【後編】

前編からお読みください

 

翌朝、 案の定 定刻に起きてこない

やっと起きてきたと思ったら

「なんか頭痛い」

と呟いたのでスルーする
確かにイタいよな アタマ

それでも玄関を出る頃には

「たかが髪の毛だもんね!」

と自分に言い聞かせるようにして
やや硬直気味に出ていった


もうそろそろ学校着く頃だよな
大丈夫かなぁ
教室入れてるかしら
帽子被ったままじゃないでしょうね

小心者の息子を案ずる母
(原因作ったの あんただから)

いや、いつもの同じパターンから
なんか ひと皮剥けてほしかったわけ

つーか そう言えば聞こえはいいけど
ほんとはちょっと楽しんでるw 

でも この変化を受け入れられた時
息子はひとつステージアップすると思うし
(なんの試練なん?)


そして学校から帰宅した息子は開口一番、

「なんかねぇ 反応が友達っぽかったから
安心した」

"おぉ~!"って驚かれると思ったけど
"おぉ" と薄かったから良かったって 

「けっこう切ったね」
「けっこういったね」
「髪切った?」

冷静な見たままの感想だけで
過剰なリアクションされなくて
安心したそう

友達は何らいつもと変わりなく 
自分を受け入れて接してくれて
やっと息子も自分を受け入れられた様子

母の古いヘアスタイル情報と床屋が
息子のトラウマになったのは痛いけど

これからも新たな可能性を取り入れて
自分をアップグレードしていってほしい

 

 

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